問屋でも体温記録を取り始めました。

業務用の食品卸を生業としていますが、ごく当たり前に食品安全についての取り組みが付いて回ります。


もちろんお客様のご要望から・・・というものもありますが、病院や介護施設などへの食品を運んでいますから、大げさにいえば命に関わりますから。大げさでもないですよね。先日も悲しいニュースがありましたし。


そんな取り組みの中でも先日導入したのが、「放射体温計」です。大量調理マニュアルが改定となり、食品加工業者の感染症の管理についても、給食センターなどは気を付けなければならない事が明記されました。


あるお客様から「ノロウイルス対策として、検便の実施はされていますか?」という問い合わせがありました。検便は月一度実施をしていますが、ノロウイルスとなるとまた別に行わなくてはいけない事と、コストが1検体あたり¥3,000くらい(実施機関などで違うと思います)掛かる事から、これを数十名行っていてはいくら食品安全と言えど、考えざるを得ない状態でした。


考えました・・・・


検便って結果論。そこで感染がわかった時点で拡散しちゃってる可能性が多いにある!って事で、検便より予防として効果のあるもの・・・日々の体調管理により健康状態を管理しようという事になりました。ノロウイルスについては、高熱とまではいきませんが、基本的に発熱する事が多いので体温記録をつけながら、自己申告も継続しようという事にしたのです。


体温計っていっても、わきに挟んで計るって・・・40名近い人員が列を成して記録するシーンを思い描いたらとても現実味が薄いと思いました。


そうしたら「放射体温計」と言うものを知りました。おでこにピッとあててすぐに体温が計測できるってものです。価格は医療用のものから自宅用のものまで¥2,000~¥10,000くらいまで広くありました。その中から手頃な価格のものを購入。


「でこピッと」という可愛らしいフォルムの体温計です。計測しないときは室温計としておいておけるものです。可愛らしい形が赤ちゃん用っていう感じ丸だし。でもちゃんと大人も計測ももちろん可能です。

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感想(16件)




丁度いいのが見つかってよかったです。こうして、体温記録を付けて感染症などの拡大を防ぎながら、お客様へ安全、安心な食品とサービスを供給していきたいと思います。


この「でこピッと」の使用感については、別の機会に掲載したいと思います。校正とか、耐久性なんてものきになりますし、まだまだこれから使っていくので今のところは「カワイイ!」という所ですね。

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