解説 5.2 食品安全方針
5.2.1 食品安全方針の確立
旧規格でも「食品安全方針」について触れている部分がありますが、新規格ではより具体的に規定をしています。
例えば、組織の目標や食品安全目標の強調、継続的改善へのコミットメント(関係する事)、食品安全に関する力量の確保の重要性などを要求しています。
対象としては、全要員であり、目標達成活動に対しての計画に含まれていて管理がされている状態を審査の際はみられます。
5.2.2 食品安全方針の伝達
利害関係者を含めて、「食品安全方針の伝達」に関する事項の重要性から、新規の見出しとしてでてきました。
b)の組織のすべてのレベルに・・・・という「適用される」とは、すべての要員が理解し、自身の業務への適用を認識している事を意味しています。
例えば、旧規格では「食品安全方針を周知する」とあるのですが、それをより分かりやすく、また密接な関係にある利害関係者が入手できることなどが要求されています。
審査時には、現場の方々へのインタビュー時にこの辺の認識具合をチェックされると思われます。また、食品安全方針は要求事項にあるように「文書化」した情報として持っておかなければなります。
トップマネジメントは、次の事項を満たす、食品安全方針を確立し、実施し、維持しなければならない。
a)組織の目標等及び状況に対して適切である
b)食品安全目標の設定及びレビューのための枠組みを示す
c)食品安全に適用される、法令供給事項及び相互に合意した顧客要求事項を含む該当する食品安全要求事項を満たすことへのコミットメントを含む
d)内部および外部伝達に対応する
e)食品安全マネジメントシステムの継続的改善へのコミットメントを含む
f)食品安全に関する力量を確保する必要性に対応する
a)組織の目標等及び状況に対して適切である
b)食品安全目標の設定及びレビューのための枠組みを示す
c)食品安全に適用される、法令供給事項及び相互に合意した顧客要求事項を含む該当する食品安全要求事項を満たすことへのコミットメントを含む
d)内部および外部伝達に対応する
e)食品安全マネジメントシステムの継続的改善へのコミットメントを含む
f)食品安全に関する力量を確保する必要性に対応する
旧規格でも「食品安全方針」について触れている部分がありますが、新規格ではより具体的に規定をしています。
例えば、組織の目標や食品安全目標の強調、継続的改善へのコミットメント(関係する事)、食品安全に関する力量の確保の重要性などを要求しています。
対象としては、全要員であり、目標達成活動に対しての計画に含まれていて管理がされている状態を審査の際はみられます。
5.2.2 食品安全方針の伝達
食品安全方針は、次に示す事項を満たさなければならない。
a)文書化した情報として利用可能な状態にされ、維持される。
b)組織のすべてのレベルに伝達、理解され、適用される。
c)必要に応じて、密接に関連する利害関係者が入手可能にする
5.3組織の役割、責任及び権限
a)文書化した情報として利用可能な状態にされ、維持される。
b)組織のすべてのレベルに伝達、理解され、適用される。
c)必要に応じて、密接に関連する利害関係者が入手可能にする
5.3組織の役割、責任及び権限
利害関係者を含めて、「食品安全方針の伝達」に関する事項の重要性から、新規の見出しとしてでてきました。
b)の組織のすべてのレベルに・・・・という「適用される」とは、すべての要員が理解し、自身の業務への適用を認識している事を意味しています。
例えば、旧規格では「食品安全方針を周知する」とあるのですが、それをより分かりやすく、また密接な関係にある利害関係者が入手できることなどが要求されています。
審査時には、現場の方々へのインタビュー時にこの辺の認識具合をチェックされると思われます。また、食品安全方針は要求事項にあるように「文書化」した情報として持っておかなければなります。
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