サーベイランス審査 終わりましたぁ

ISO22000のサーベイランス審査がありました。「サーベイランス」ってどの認証機関でも同じ用語なんでしょうかね?更新審査は3年に1回なんですが、その間毎年マネジメントシステムが問題なく稼働しているかのチェックする審査です。


ISO22000とは、食品安全に関する国際規格なんですが、食品工場などが良く取られる規格ですよね。最近はFSSCの方にグレードアップする会社さんが増えているようです。


HACCPの義務化が進むにつれて、こうした食品の安全安心への取り組みもどんどん進められていくのだと思います。


そんな中で受けた審査でしたが、あぁぁぁ今年も指摘を頂きました。。。。。「軽微」なものでしたので後日是正報告をする事で、継続認証の推薦がされるのですが、なかなか悔しいものですね。


今回の指摘は、最終商品を開封してバラ単位で出荷する業務でのアレルゲンの管理について。問屋ではメーカー出荷単位から、さらに小さいロットでお客様に納品するのが常ですが、学校給食なんかは「100個入れ」と言う商品を「37個」とか、バラして納品しなければなりません。


まぁこの辺も突き詰めればよろしくないのかもしれませんが、、、、それは後にして、なので開封して直に商品に触れる場合アレルゲンのコンタミに気をつけなければなりませんよね。


これはもちろん食品における「ハザード」として認識していました。ハザード分析でも記載していますし、管理手法はOPRP(オペレーションPRP)としていました。


ここです!


OPRPは文書化しなければならない!!!それだけじゃないのですが、しっかりこのバラす作業に対する手順書を作成しているにもかかわらず「アレルゲン」の表記がなかったんです。ポリ手袋の交換を毎回するとかいろいろ書いているのに、、、、


ハザードである認識はちゃんとあって、だからその危害を軽減、除去する作業にしているのに、文書に書いていなかった。。。。


修正も是正もすぐに完了する指摘ではありますが、完璧では終われないですね。


アレルギーについては非常に重要なポイントです。しっかり是正して、なにより現場の作業がマニュアル通りに行われるようにしていきたいと思います。

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