青森県の社長の1割は女性社長

社長業ってどんなお仕事なんですかね。


思想とかの普及?社外へのコマーシャル?興味はあってもその器はないわけですから、多くの社員を路頭に迷わすわけにいかないので「やってみたい!」なんて簡単には言えないですよね。


帝国バンクの資料を見ていたら、女性社長についての分析が掲載されていました。


この調子だと読んじゃうんだよなぁって案の定じっくり読ませて頂きました。


東北版でしたので主に東北6県の情報に絞ってあるのですが、ちょっと紹介します。


東北6県別に女性社長の比率を見てみると


青森県 10.9%
岩手県  8.9%
宮城県  8.0%
秋田県  7.7%
山形県  7.4%
福島県  7.2%



という結果でした。第一位の青森県は全国でも3位。何かの因果関係があるんでしょうかね。


アパレルや美容、サービス関連での業種が多いのかなぁと想像して読み進めてみると、業種分類別が載っていましたよ。


美容業      31.6%
老人福祉事業   30.1%
個人教授所    30.1%
夫人・子供服小売 26.9%
貸家業      25.8%
呉服・服地小売  22.2%



女性のニーズが高い業種で女性社長の活躍が目立つんです。そりゃそうですよね。同じ目線で、お客様目線で物事考えられるって点が納得です。


ついでに、出身大学別の資料まで。そこまで調べるんですね帝国バンクは!


首位は「東北学院大学」で23名との事。次位は「宮城学院女子大学」で17名、続いて「日本大学」「東北医科薬科大学」となっています。


ベスト10まで眺めてみましたが、ほとんど東北にある大学でした。地元愛を感じます。


2020年の調査の締めくくりとして書いてあったのは、東北6県企業に締める女性社長の比率は8.3%と言う結果であり、30年前の1990年比で3.4ポイントも上昇しているのです。


昔に比べれば断然女性の活躍できる場が増えたのは実感していますし、これからの労働人口減少に対して「男じゃなきゃ」とか「女性だから」とか言ってられませんよね。


ですが、視野をぐっと広くしてみるとこうした現実もあります。


ILO(国際労働機関)の調査では、2018年における世界の女性管理職は全体の約3割なのに対し、日本は12%。


まだまだ道半ばと言う事です。


まぁ、「伝票運びは男性陣にまかせましょ!」とか言ってますけどね(笑)



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