鶏卵相場がおかしな事になってます
日経の記事にもありましたが、鶏卵の卸値が下落しています。
緊急事態宣言が解除されたものの、ホテルや外食などの業務用需要の回復はまだまだという認識ですが、どうやら鳥インフルエンザに伴う供給減からの復調もまだまだ、、、というところでしょうか。荷余り感があるようです。
いつもならば、秋から冬にかけて需要期向かうので、相場は上がっていくという絵になるんですが、市場関係の方々も値下がりに困惑しているというところでしょうか。
指標としているJA全農たまごの東京市場の卸値(Mサイズ)は1日時点で1キロ205円。
これは、10月以降15円(6.8%)値下がり、6月末の高値に比べると55円(21.1%)も安いんです。
鳥インフルでは2020年11月から過去最多の採卵鶏を殺処分という結果となりましが、ここにきて採卵鶏の数は回復し始めました。
日本種鶏孵卵協会によると、9月時点で採卵用メスの出荷・餌付け羽数は、全国で875万7千羽と前年同月比11.2%増えています。鳥インフル被害が大きかった関東は、14.2%増加。
12月までには、殺処分となった約900万羽の3~4割が回復する見通しという事です。
鶏卵相場は通常、夏場に安値となって、年末に上昇するという年間の価格変動サイクルを繰り返しています。例年9月からは需要期となり、クリスマスや正月といった行事向けに最需要期となる12月に向けて上昇します。
まぁ、今年は鳥インフルの影響で、需要の落ちる夏に7年半ぶりの高値となったりと、この時点で動きが変でしたからね。
下がっているとはいえ、コロナ禍による業務用需要の減少で低迷した前年同月に比べると、まだまだ35円(20.5%)高い状況です。
敏感な業務スーパーなどは、98円特売を入れたりしてますね。近くの業務スーパーですが。今の相場に関係なしの客寄せかもしれませんが。
ただ穀物相場の上昇で、エサの配合飼料は高値での推移が続いています。鳥インフルを背景にした高値相場で、鶏卵農家は利益を確保できていたわけですが、相場の下落が続けば、鶏卵農家の収益減につながり、経営に響いてくるのではないかと思います。
緊急事態宣言が解除されたものの、ホテルや外食などの業務用需要の回復はまだまだという認識ですが、どうやら鳥インフルエンザに伴う供給減からの復調もまだまだ、、、というところでしょうか。荷余り感があるようです。
いつもならば、秋から冬にかけて需要期向かうので、相場は上がっていくという絵になるんですが、市場関係の方々も値下がりに困惑しているというところでしょうか。
指標としているJA全農たまごの東京市場の卸値(Mサイズ)は1日時点で1キロ205円。
これは、10月以降15円(6.8%)値下がり、6月末の高値に比べると55円(21.1%)も安いんです。
鳥インフルでは2020年11月から過去最多の採卵鶏を殺処分という結果となりましが、ここにきて採卵鶏の数は回復し始めました。
日本種鶏孵卵協会によると、9月時点で採卵用メスの出荷・餌付け羽数は、全国で875万7千羽と前年同月比11.2%増えています。鳥インフル被害が大きかった関東は、14.2%増加。
12月までには、殺処分となった約900万羽の3~4割が回復する見通しという事です。
鶏卵相場は通常、夏場に安値となって、年末に上昇するという年間の価格変動サイクルを繰り返しています。例年9月からは需要期となり、クリスマスや正月といった行事向けに最需要期となる12月に向けて上昇します。
まぁ、今年は鳥インフルの影響で、需要の落ちる夏に7年半ぶりの高値となったりと、この時点で動きが変でしたからね。
下がっているとはいえ、コロナ禍による業務用需要の減少で低迷した前年同月に比べると、まだまだ35円(20.5%)高い状況です。
敏感な業務スーパーなどは、98円特売を入れたりしてますね。近くの業務スーパーですが。今の相場に関係なしの客寄せかもしれませんが。
ただ穀物相場の上昇で、エサの配合飼料は高値での推移が続いています。鳥インフルを背景にした高値相場で、鶏卵農家は利益を確保できていたわけですが、相場の下落が続けば、鶏卵農家の収益減につながり、経営に響いてくるのではないかと思います。
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