世界一取り引きされている水産物をご存知ですか?
国連食糧農業機関(FAO)が、2019年の世界水産物貿易統計を発表しました。
19年の貿易高は(魚介類、海藻類、魚粉などの工業製品含む)輸出が数量ベースで前年並みを維持したものの、金額では前年比2%減少。輸入は数量が前年比3%増、金額は前年並みで着地しました。
世界輸出高は数量が0・7%増の4163万トン、金額が2%減の1633億492万ドル。量・額ともにトップは中国でした。相変わらず市場に影響与える国ですね。
品目的には、冷凍イカが大きく落ち込んだものの、冷凍スケソウダラフィレーや、テラピア加工品(日本ではイズミダイとかの名前で流通してたりする)などが数量を伸ばしました。
量・額で2位はノルウェーとなり、生鮮アトランティックサーモンや冷凍ニシンの輸出量を伸ばしましたが、サバやブルーホワイティングなどが落ち込みました。
世界輸入高は数量が3%増の4088万トン、金額が0・1%増の1621億7679万ドル。数量ベースでトップに立ったのはやっぱり中国でした。中国輸入量は最も多い魚粉が落ち込んだものの、冷凍スケソウダラや冷凍エビ、冷凍イカ、冷凍ナマズフィレーなど主力品が軒並み好調に推移しました。
一方、金額ベースのトップ国、米国はエビや生鮮サーモンフィレー、マグロ加工品などが増加したものの、これまで主力だったテラピアやナマズの冷凍フィレーが大きく落ち込みました。
また、世界全体で最も多く取引された商材は、非食用の魚粉で311万トン(輸出ベース)。食用品では生鮮アトランティックサーモンと冷凍エビの199万トンとなりました。
なお、これまでのデータは輸出入の国別及び魚種や製品別のみ開示されていましたが、19年分では貿易相手国別の詳細データが検索できるようになっていました。
例えば、輸出量額1位の中国が、同年に最も多く輸出したのはドイツ向けの冷凍アラスカスケソウフィレー(12万トン)だとか、韓国向けのその他冷凍魚(12万トン)、日本向けのその他冷凍魚フィレー(8万7000トン)などが続くと言ったデータです。
輸入金額1位だった米国の輸入実績は、インドからの冷凍エビが26万トン、22億ドルとなりトップ。次いでチリからの生鮮サーモンフィレーが12万トン、15億ドルと続いていました。
あれこれ並べましたが、世界で一番取引された食用商材は、「生鮮アトランティックサーモン」でした。
でわでわ
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19年の貿易高は(魚介類、海藻類、魚粉などの工業製品含む)輸出が数量ベースで前年並みを維持したものの、金額では前年比2%減少。輸入は数量が前年比3%増、金額は前年並みで着地しました。
世界輸出高は数量が0・7%増の4163万トン、金額が2%減の1633億492万ドル。量・額ともにトップは中国でした。相変わらず市場に影響与える国ですね。
品目的には、冷凍イカが大きく落ち込んだものの、冷凍スケソウダラフィレーや、テラピア加工品(日本ではイズミダイとかの名前で流通してたりする)などが数量を伸ばしました。
量・額で2位はノルウェーとなり、生鮮アトランティックサーモンや冷凍ニシンの輸出量を伸ばしましたが、サバやブルーホワイティングなどが落ち込みました。
世界輸入高は数量が3%増の4088万トン、金額が0・1%増の1621億7679万ドル。数量ベースでトップに立ったのはやっぱり中国でした。中国輸入量は最も多い魚粉が落ち込んだものの、冷凍スケソウダラや冷凍エビ、冷凍イカ、冷凍ナマズフィレーなど主力品が軒並み好調に推移しました。
一方、金額ベースのトップ国、米国はエビや生鮮サーモンフィレー、マグロ加工品などが増加したものの、これまで主力だったテラピアやナマズの冷凍フィレーが大きく落ち込みました。
また、世界全体で最も多く取引された商材は、非食用の魚粉で311万トン(輸出ベース)。食用品では生鮮アトランティックサーモンと冷凍エビの199万トンとなりました。
なお、これまでのデータは輸出入の国別及び魚種や製品別のみ開示されていましたが、19年分では貿易相手国別の詳細データが検索できるようになっていました。
例えば、輸出量額1位の中国が、同年に最も多く輸出したのはドイツ向けの冷凍アラスカスケソウフィレー(12万トン)だとか、韓国向けのその他冷凍魚(12万トン)、日本向けのその他冷凍魚フィレー(8万7000トン)などが続くと言ったデータです。
輸入金額1位だった米国の輸入実績は、インドからの冷凍エビが26万トン、22億ドルとなりトップ。次いでチリからの生鮮サーモンフィレーが12万トン、15億ドルと続いていました。
あれこれ並べましたが、世界で一番取引された食用商材は、「生鮮アトランティックサーモン」でした。
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