鶏卵相場が下がってきました!
鶏卵の卸値が急落しています。
前月に比べて2割ほど安い・・・というのも、鶏の飼育数が増えて卵の生産量も増えているからのようです。足元の需要は堅調ですが、盛り上がりにはかけるところがあります。
これをうけて、日本養鶏協会は5年ぶりとなる鶏卵の生産抑制事業を発動しました。ただし、短期的に供給過剰状態の解消は見込みにくく、今後卸値の下落がスーパーなど小売価格にも波及しそうとの見立てです。
私もネットで見るのですが、鶏卵相場の指標となるJA全農たまごの取引価格は、東京地区のMサイズで1キロあたり170円と先週末から10円下落しています。前年同月比では3割ほど安く、4月としては5年ぶりの安値圏と言えるでしょう。
同協会によると、4月の標準取引価格は1キロ162円。生産コストを下回っていると判断し、23日から「成鶏更新・空舎延長事業」を発動しました。発動は気温上昇で鶏卵の需要が減った2013年以来となるそうです。
孵卵(ふらん)業者などでつくる日本種鶏孵卵協会からは、2月時点で採卵用メスの出荷・餌付け羽数は847万8千羽と前年同月を9%上回っているとの事。ここ数年は需要が好調で、相場水準も高値が続いたわけで、「生産者の生産意欲が刺激され、飼育羽数も年々増えていた」という流れで発動となった「生産抑制事業」。
今冬は4年ぶりに鶏卵農家で鳥インフルエンザが発生しなかったことも影響しての供給過剰状態。需要は外食や小売店を含め全体的に悪くないが頭打ちで、まだまだ供給過多が続くでしょう。
例年4月下旬は大型連休に向けて需要が増え価格も上がるのですが、この時期に相場が下がるのは珍しいと思います。
近いところだと、養鶏業を営むあすなろファーム(青森県八戸市)のコメント「現在の価格では利益がでない。エサ代も上昇しており厳しい事態」と言う事。生産抑制事業の即効性にも疑問を抱いており、「ひなは1年後しか手配できない。相場が安いからといって簡単に鶏を処理できない」と。。。。
短期間での生産減は期待薄で当面は安値が続くとの見方が多いようです。店頭価格にも影響する可能性というと、都内のスーパーではMサイズの10個入りが1パック210円前後とほぼ前年並みの価格で並んでいます。大型連休に入ればスーパーなどの買い物客が減るわけで、鶏卵需要も弱まります。
「在庫解消のために安値で入ってきた卵を特売する可能性」これは大いに考えられる対応ですね。
前月に比べて2割ほど安い・・・というのも、鶏の飼育数が増えて卵の生産量も増えているからのようです。足元の需要は堅調ですが、盛り上がりにはかけるところがあります。
これをうけて、日本養鶏協会は5年ぶりとなる鶏卵の生産抑制事業を発動しました。ただし、短期的に供給過剰状態の解消は見込みにくく、今後卸値の下落がスーパーなど小売価格にも波及しそうとの見立てです。
私もネットで見るのですが、鶏卵相場の指標となるJA全農たまごの取引価格は、東京地区のMサイズで1キロあたり170円と先週末から10円下落しています。前年同月比では3割ほど安く、4月としては5年ぶりの安値圏と言えるでしょう。
同協会によると、4月の標準取引価格は1キロ162円。生産コストを下回っていると判断し、23日から「成鶏更新・空舎延長事業」を発動しました。発動は気温上昇で鶏卵の需要が減った2013年以来となるそうです。
孵卵(ふらん)業者などでつくる日本種鶏孵卵協会からは、2月時点で採卵用メスの出荷・餌付け羽数は847万8千羽と前年同月を9%上回っているとの事。ここ数年は需要が好調で、相場水準も高値が続いたわけで、「生産者の生産意欲が刺激され、飼育羽数も年々増えていた」という流れで発動となった「生産抑制事業」。
今冬は4年ぶりに鶏卵農家で鳥インフルエンザが発生しなかったことも影響しての供給過剰状態。需要は外食や小売店を含め全体的に悪くないが頭打ちで、まだまだ供給過多が続くでしょう。
例年4月下旬は大型連休に向けて需要が増え価格も上がるのですが、この時期に相場が下がるのは珍しいと思います。
近いところだと、養鶏業を営むあすなろファーム(青森県八戸市)のコメント「現在の価格では利益がでない。エサ代も上昇しており厳しい事態」と言う事。生産抑制事業の即効性にも疑問を抱いており、「ひなは1年後しか手配できない。相場が安いからといって簡単に鶏を処理できない」と。。。。
短期間での生産減は期待薄で当面は安値が続くとの見方が多いようです。店頭価格にも影響する可能性というと、都内のスーパーではMサイズの10個入りが1パック210円前後とほぼ前年並みの価格で並んでいます。大型連休に入ればスーパーなどの買い物客が減るわけで、鶏卵需要も弱まります。
「在庫解消のために安値で入ってきた卵を特売する可能性」これは大いに考えられる対応ですね。
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